イームズ → → チャールズ・イームズ → チャールズ&レイ・イームズ (本当はご夫婦なんだけど&が抜けて覚えると苗字と名前と勘違いしてしまう)
巨匠の中ではラダーバックチェアが何故か好きだった。
後はねじ止めを4か所、ワッシャを挟みます。
出来上がり。座ってみるとそのままで仮組して座った時の腿裏が座面当たる感じがなく、何の違和感もなく心地よいです。
写真はハーマンミラー社のカタログサイトより
18歳の時に授業で初めて出会った椅子たちの1つ
我々の時代はFRP時代は万博ごろから流行っていた後になるので、樹脂の3次元は少し懐かしいというか古臭く感じていたものだ。
イームズ、マッキントッシュ、ミース、リートフェルト、ブロイヤー、コルビジェ&シャルロットペリアン・・・・様々な椅子を見て座った、学生の時には倉又さんの時間(花)を封じ込めたミスブランチとかポストモダンそのものの内田繁さんのAsvatthaにわくわくしたものだ。
ミスブランチ
Asvattha
座るためではないギリギリの椅子、椅子の概念をサラリと変えた。極端ではないあたりの絶妙感がすきだった。
ラダーバックチェア マッキントッシュ
今ダイニングではサブリナ・リプロダクトを2代使ってきた。皮が弱いがフレームは頑丈でまぁ価格以上の価値がある。これも中国のお陰だと思うけど、もう10年以上前にどこでも買えたサブリナは姿を消してだいぶ価格もあがったし扱いも減っている。陰で訴訟なんかあったんだろうと想像する。
ところで書斎の椅子を買おうと思って物色、靴を脱いで使う場合は大抵の巨匠椅子はSH(座位基準点)は440mm以上あって、土足でも日本人には少し高い。
目標SH400mm・・・探すがなかなかない。
そこで出てきたのがイームズの椅子なんだが、めちゃくちゃ、本当めちゃくちゃ安い、あり得ない価格、なんと¥2952
正規品のハーマンミラーは¥60,000程だから比べる意味もないほどだ
当然SHは440mmと高い。このシリーズはスチール足が有名だが、この様な木の足もある、木なら切っちゃえばいいと閃いた
一応レビューを読んで、問題なさそうなのでポチリ
アマゾンで2日後に到着
早速作業開始、まずはマイナス40mmに印します。脚には養生でビニールが履いてあります。斜めなので一周細かく印をします。
墨出しした感じはこう
丁寧に鋸で切り落とします。木はすごく柔らかい、嘘のような切れやすさ
はい4本で5分もかからず終了
さあ、あとは組み立てですが、樹脂の足先をビス止めしますがまずした穴をあけます。
そしてビス止め
次に付属レンチでビス止め
40mmもカットしたけど見た目のフォルムは崩れていないようです。
しかし、これで¥2950って腰砕けしそうなくらい安い
物質や製造組み立てコストってどうなっているだろうと感じる。
ある意味犯罪ではないかと思えるほどだ。
チャールズ&レイ・イームズ夫妻、ごめんなさい&ありがとう。