韓国映画のHなものでよく目にするカットは宮廷時代もの
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バイオレンスの映画表現が究極な韓国は、そっちも凄いとことんな表現なんではないかと
勝手に想像したりする。 一度韓流そっち系を見たのを思い出した。シネマートだったと思うが
「ハウスメイド」を見た。とてもドロドロしてるけど、映像美やカットが美しかつたりして
面白かった。
この映画は邦題と韓国題では随分違う。
明らかに戦略が違う。
自分はこの「昼下がり~」に惹かれて借りたダメな部類だけど
映画を見始めて中盤にもなると、この映画の出来の良さに関心しつつ
作品に入り込んだ。
日本のビジュアルは
アトリエの春、この春が唯一オリジナルを裏切らなかった捕らわれた1文字だと思った。
そしてオリジナルは映画ビジュアルでDVDビジュアルで違いがあるものの、まったく、まったく違っている
カッコいいのだ。
ただ、確かにこれだったら日本では伝わらないのは分かるけど、この差に日本人を恥じらいたくなってしまう。
(ややネタバレ注意)
舞台は1969年、ベトナム戦争直後の話。全身麻痺の病に患う天才彫刻家が療養中に妻の勧めで創作再開をする。妻が街で探した貧しい元兵士の妻がヌードモデルをイ・ユヨンが演じるのだからうまいというのか、適役というのか、純朴な感じと言い、これがなかなかよい。
貧しくギャンブル好きで暴力亭主の現実とアトリエでの純粋な世界とのギャップ、先生の挫折しきった心も彼女のよって良くなっていく・・・
一番みててよかったなぁと思うシーンはこの笑顔
監督:チョ・グニョン
出演:イ・ユヨン、パク・ヨンウ、キム・ソヒョン
ミラノ国際映画祭 3部門受賞(最優秀作品賞・最優秀主演女優賞・最優秀撮影賞)
マドリード国際映画祭 2部門受賞(最優秀作品賞・最優秀主演女優賞)
ダラス国際映画祭 2部門受賞(最優秀作品賞・最優秀撮影賞)
アリゾナ国際映画祭 最優秀作品賞受賞
大鐘賞(韓国アカデミー賞) 新人女優賞受賞
東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門正式招待
日本ではエロを宣伝のカードとして使ったけど、作品の中にその要素は無い、裸が出てくるが、扱い方が違う
むしろ、この作品では裸=体、人間=表情 この辺りがキーワードとして埋め込まれていて、最後に裸を使う意味も分かってくる。
きっかけは何にしろ観てよかった作品でした。 GWビデオ三昧あと1本!
★★★★3.8