先日岐阜県恵那の紅岩というコケの生えた大岩目指してトレッキングした。靴は家にあった何と20年前に買ったNIKE ACR AIR LAHAR Ⅱ MIDを使った。おそらくトレッキングシューズのデザインはさほど進化していないんだろうけど、当時にしてみてはなかなかカッコイイのではないだろうか。しかもNIKEの社販(友人のお陰)で購入したから結構安かった。
何度見てもガンダム(ザクね)っぽい、おじさんはもっとカジュアルなのが欲しかったのに・・・
素材は時代を感じずにいられないコットン素材と革を使っている。対して履いていないので傷んでもないが
この間の紅岩トライアルで底がイカレテしまった。
紅岩報告別にUPするとして、トレッキングシューズ探しの旅をした。
自分の足は普段パトリックサイズ41がジャスフィットする幅狭、ジムで使っている日本人に合わせた3EEE幅広の
アディダス、長さはよくても左右にグズグズ動くので、当初はランニング用に購入したが筋トレ中心のジム行きとなってしまった。それで慎重に購入した2Eのニューバランスは26cm
条件は本格的山登りではないのでビギナーモデル、カジュアル感があっておしゃれ、そして軽い、もちろん2E
で候補はメリルのモアブとてもよいのだが、アマゾンの評価に滑るというのが多い、ソールはビムラム社のだが、ちょっと変わったパターンで、確かに接地面が多いし円形で係りが悪そう、それにタイルも滑るらしい
でKEENもいいかなと、ちょっと先が切り落されたみたいな魚だとシーラのような感じ
素材感や色などGOOD!
でも印象はまずまず。 難点はどうやら蒸れるらしい。確かにゴアの露出面積が少ない
次は王道のキャラバン、THE山登りなデザイン、その中でも2EのがこのC6_02 まぁまぁかな
次はイタリアのASOLO、モンベルでも輸入代理店をやっている。素材は王道だけど色合いがいい
同じくASOLOファルコン、タウンユース感がつよくでたモデル、でも2万円超え
でこの中で決めようと早速昭島のアウトドアヴィレッジに行き確認、KEENとキャラバン、AOLOあり
◆KEENは足にはまぁまぁ合うけど布はカチカチだ、整形された中に足をいれる感じ、ふむ
◆キャバン無難かな、少し幅に余裕を感じる
◆ASOLOファインダーは幅狭と言われるだけあって、ぴったりフィット・・・???
フィットし過ぎて小指が押されてる感あり
◆ASOLOファルコンは外側の指を覆う革で小指、薬指を上から押される感じ
途中SALOMONを覗くが、前衛的というかモダンすぎる素材やデザインが鼻についてコンセプトに合わず、履かずにパス
決め切らず、今度はイオンモール武蔵村山のヴィクトリアを訪問
◆ここではメリルとKEENを試す。
そんなに悪くはないがKEENはやはり固い。
悩んでいると店員さんがサロモンが幅狭でいいですよ、履いてみてくださいって勧めるもんだから、ちょっと履いてみた。
◆サロモン何と、ドンピシャ!!
店員さん、畳み込むような感じでサロモンはヒールのホールド性が高く、ねじれにも強いので足首を痛めませんという。
そういえば紅岩の下山の時に少し急いだら2回も足首ひねったのを思い出した・・・・ふむふむ
KEENとメリルのトウとヒールをつかんでねじるとグニュっと動く、確かに言う通りだ。街用ならよいかもだが。
写真でみるよりは本物のサロモンは少し可愛くみえた。「買って帰ってください」と言っているようだ
・・・・でも購入してしまった。人生とは分からないものだと久しぶりに思った。
最初に買わないと決めたものを、最後に買ってしまった不思議感
家撮り。ガンダム(ザク)感、未来感が少し薄らいだ印象
踵のあたりは未来感満載。 ただしスキーブーツ作りからか踵のホールド感は素晴らしい
正面は悪くない。ゴアテックスが柔らかい、甲の部分は砂が入らないように上までつながっています。
後方に下がったカットになっていて履いたり脱いだりしやすい
当たり前だが踵を引き上げるヒモもよし
裏のビブラムではないけど・・パターンも素材もそんな悪くない。赤い三角にはCONTAGRIPの文字
CONTAGRIPとはサロモン独自開発のソールのことらしい
中敷き、土踏まずからぐるりと立体的になっています。
まぁ、デザインで一番遠い存在として位置付けたものが、足には一番フィットした。
そうなるとデザインのこだわりを捨てるしかない。もちろん、好みの問題があるので、このデザインも人によってはいいデザインなのだろうけど、自分のテーマとは違い過ぎたのに、靴に限っては洋服やパンツよりもシビアな選択が迫られる。デザインで買った過去のいくつかの靴は、靴擦れやある部分がこすれたり、中で足が動いたりとなり結局は使えないことになるからだ。
サロモンちゃん、ぶつぶつ言ったけど、山でお世話になります、よろしく。